金欠女子大生

関東住みの女子大生。趣味を生きてる。

『警視庁情報官』を安室の女に薦めたい

どうも、オタクです。

 

安室の女ってなんぞや??って人はこの記事を読んでも何も得るものはないのでブラウザバックで自衛どうぞ。

安室の女という言葉に覚えのある紳士淑女の皆さんようこそ!同志だね!!!!

 

安室透??Pix○vのランキングでよく見かける人だよね??程度の認識だった私ですが、4月に執行されて無事に転げ落ちました。粘着性の高いオタクなので2週間で前から原作読んでたパンピより詳しくなった。

ちなみに友人からは「意味がわからない」と言われた。いままでオタクしか周りにいなかったから普通の感覚失ってたけどパンピは2週間で推しの登場話を網羅したりPix○v漁ったりしないんや…

 

好きになった人のことはとことん追いかけたいのがオタクの性なので、当然公安について勉強しようと思い立ったわけですが、公安についての資料少なくね??捜査一課とかなら刑事ドラマを参考に二次創作余裕だけど公安モノって何??ってなって漁った結果、ここに落ち着きました

警視庁情報官

警視庁情報官

 

この本最初に読んだ時はどストライクすぎて推しの同人誌並みに時間かかった。

 

タイトルの通り警視庁所属の情報エキスパートな警官の話なんだけど、作者がゼロにも所属したこともある元公安警察官なので公安の描写が丁寧。

刑事もので1人に焦点をあてたものって「凄腕刑事が組織の膿を出す!」みたいな一匹狼的展開が多いけど、これは(そういう要素も多分にあるけど)主人公が「組織人としてどう動くべきか」を重視する性格なので、組織としての警察機構を楽しめる。

私は関係性フェチなので、人が組織人として国に飼いならされているのみると最高に興奮するしたまらない気持ちになるんですよ!!!降谷零にはまった理由もこの関係性フェチのせいです。

歴代の推しは国家公務員ばかり!好きな日本語は国家公務員です!!!

 

というか、本当に公安の描写がいいので、むちゃくちゃ資料になる。安室の女っていうより降谷の女に薦めたい。

ただ主人公の思考描写が少ないので、主人公の人となりがつかめない。まあ好意的に解釈するとそういうのっぺらぼうな人間っていうのは諜報に向いているので、私たちは公安エリートと関わる人間の感覚を疑似体験している、と言えなくもないよね。

夢女的思考??夢女なんだよ!!!

 

それと行動が逐一写実的でフィクションらしさがないので、冗長に感じる人もいるかも。

でもマジで本当に資料として最高だから降谷の女は1巻だけでいいから読んで。主人公が町の人と戦略的に関係作ってくのとか、情報と情報を結びつけて誰も気がつかなかった視点にたどり着くのとか、ほんと語彙力なくなるから。

 

シリーズ物なので大型書店に行けば1巻から手に入ると思うし、1巻さえ読めば何巻読んでもなんとなくついていけると思う。もし見つからなったらアマゾンの画面見せたら取り寄せてもらえるから!!というかたぶんブック○フとかにあるよ!!!

 

そういうわけでよろしくお願いします!このリンク踏んでも私には1円も入りません!

(ブツ撮りが下手なのではてなAmazon埋め込み機能に依存する)

 

警視庁情報官

警視庁情報官