金欠女子大生

関東住みの女子大生。趣味を生きてる。

提案のコツはツイッターにある

今日も今日とてツイッタランドで遊んでる女子大生です。年中無休でTL警備してると大抵のバズツイには出会えるんですよね。それで気がついたんですけど、炎上せずにバズる「○○してほしい」案件には特徴がある。これを日常に応用すれば頼みごと上手になれるのでは??と閃いたのでツイッタランドでの学びと実戦から得たフィードバックをまとめる。

 

目次

 

代替案で二択にする

例えば「このシチュエーションでAをされると困る!」と呟くと「そんな小さなことをいうな」「わがままだ」となる。

「このシチュエーションではAをする人が多いが本当はBをしてくれると嬉しい」というと「そうかー」と思ってやってくれる人が増える。

Aは嫌だというだけでは、いままでAをしてきた人は「じゃあどうすればいいんだよ」「よかれと思ってやってたのに」「細かい!うるさいな!」という怒りや戸惑いになる。代替案を出すことで「AかBか」という二択に持っていける。

 

目的を共有できそうな層を取り込む

例えば目的が「男女ともにスラックス/スカートを選べる制服にする」だとする。そうするとだいたい「LGBTの人のために〜」で推そうとする人が多いけど、それだけじゃ足りない。それだとトランスジェンダーに関心を持ってる人しか集まらない。そこでスカートとスラックスの選択制を支持してくれそうな他の集団を味方につける。

「女の子は冬の登校寒いですよね」→人生で寒い思いをしたことがある人たちが味方になる

「女の子は冷やすの良くないですよね」→昔ながらの考えの人でも味方になる

「もうすでにスラックスもスカートもそれぞれ作ってありますから、新規コストはかかりません」→販売の手間やコスト増を心配している層が味方になる

「例えば足を怪我していてスラックスがいい人だっていますよね」→怪我や怪我の跡と考えるとイメージしやすい人もいる

とまあこんな感じで「ああ、特別な人のためじゃなくて、いろんな人が得をする制度なのね」となればLGBTのため、じゃなくてみんなのため、に議論を持っていけるので通しやすくなる。例えあなたが提案する動機がトランスジェンダーのためだとしても、それだけを説くのでは回り道がすぎる。案が成立すればこっちのものなのさ!

 

同目線を意識する

提案を受ける側と提案する側が同等の立場だと感じられる口調にする。提案ではなく指示だと思われると聞き手が身構えてしまって流れをつくれない。

 

よくわからないけどなんかいい、を目指す

熱意を持って提案する人にありがちなのは相手に100%に近い理解をしてほしいと熱心に説明してしまうこと。これは受け手が乗り気でないときに「あーあの界隈の人ってなんかすごいよね…」と引かれてしまって、かえって疎遠になるリスクがある。不特定多数、あるいはその分野に興味がない人に説明するときは極限まで情報を減らしてシンプル化した方がいい。そうして「あーなんかわかったかも?」となれば次の機会ではもっと興味をもって聞いてもらえる。

詳しくはわかんないけど、なんかいいよねーくらいの空気を作っておけば2回目以降うまくいく。複数回のアプローチで目的達成を目指すのが無理がなくていい。

 

ポジティブにいく

相手が「責められた!」と感じないようにポジティブな表現をつかう。自分の行動や考えを否定される=自分を否定されると感じる人はめちゃくちゃ多い。「そんなのありえない!」ではなく、「それは一番いい方法ではないかもね」とか、否定的な語より前向きな表現+ない形の方がやわらかい印象になって相手も萎縮しない。

責めないのは本当に大切。責められると「なんか質問しづらいな…」となって「わかったふり」でぎこちないまま終わってしまう。人に何か提案するときは1から説明する覚悟で丁寧にやる。

 

このツイッタランドの学びのおかげで説明や提案の仕方だけは褒めてもらえるので、人生の学びはツイッターにあります!ありがとうツイッター