寂しいレモン
昔から酸っぱい飲み物が好きだった。
キレートレモンばっかり飲んでいるので、「キレートレモン以外に飲むんですか?」と聞かれたこともある。飲みます(紅茶)
中学生の時に生レモンにチャレンジして「これは辛い」と学習して以降はもっぱらキレートレモン派だった。スパークリングではなく、緑の瓶に入った伝統的なキレートレモン。
学校用にLOHACOで箱買いし、バイト上がりにはダイコクドラックでバラ買いした。なにがこんなに惹きつけるのかわからなかったが、とにかくキレートレモンが好きだった。
さっきコンビニでシゲキックスのレモンスパークリングを買った。
パッケージに書かれた「ポッカサッポロ」を見て、引っ越してから一度もキレートレモンを飲んでいない自分に気がついた。あんなに好きだったのに、飲まなくなったことにも気がついていなかった。そもそも酸っぱいものを買うのが久しぶりだった。
好きの終わりは、音もなくやってくる。
論は人を表す
他が認めてるかどうかは知らないが、私は私の人間性が薄いと知っている。
聞きかじった知識をそれっぽく喋るのが得意なだけで、何かを創り出したり、深めたりするほどの能力はない。しかし喋り方だけは明朗快活なので、だいたいの人に私がすごい人だ、と勘違いさせてしまうらしい。
全然すごい人じゃないのに、すごい人扱いされることは精神を磨耗する。私は一言も「すごい人です」なんて言ってないのに、私の薄さに気がついた人が「言うほどすごくないじゃん」と言ってくるのも傷つく。だから、すごい人だと勘違いされているなら、もはやそのままの方が誰も不快にならないのではないか?
実態を虚構に合わせるしかない。そう何度思ったかわからない。だが、結果として身についたのは中途半端な特技もどきの数々と、下手な自尊心だけだった。
「自分の話題に引きつけてお茶を濁すのが上手い」とある政治家が評されていた。私も同じだ。中途半端に聞きかじった知識を次々と展開することで、自分の経験談に切り替えることで、話が深く掘り下げられるのを避けている。掘り下げられたら私の中身のなさがわかってしまうからだ。これほど真面目な議論に厄介な演者がいるだろうか。
私は話し方を変えなければならない。そのせいで、私の周りから人がいなくなってしまう前に。
新幹線に乗れるということ
昔「ちはやふる」という漫画で真島太一くんが「新幹線に一人で乗れるのはなぜだ。子供の頃に新幹線に乗る体験をさせてくれて、今でも新幹線代も出してくれる親がいるからではないか」と言われるシーンがあった。
私は新幹線に乗るたびにそのことを思い出す。
東京のベッドタウンに育った私にとって電車に乗ることは生活の一部だった。両親の実家に帰るときには新幹線に乗った。中学生になったら青春18きっぷを買って一人で旅行するようになった。両親はそれに何も言わなかった。
だから私はいまでも一人でどこにでもいける。どうすれば一人で旅行できるかわかる。
でも世の中には電車より車が便利な地域で育った人もいるし、一人で旅行なんてとんでもない!という家庭で育てられた人もいる。
私が一人でどこでもいけるのは、ここにつながる経験を持っているから、というだけのことだ。そしてその経験は私が自力で勝ち取ったものではなく、たまたま生まれた環境がそういう場所だったからにすぎない。
だから、電車に慣れない人がいても、新幹線に乗れない人がいても、一人で旅行に行けない人がいても、それは私とその人の優劣ではなく、ただ偶然に今までの経験が違うという話なのだ。
だから旅行してみたいけど勇気が出ない、と友人に言われれば喜んで一緒に行く。かつて私が母からもらった思い出が今日の私に旅行させてくれるように、私との思い出がいつか友人が一人で旅立つ勇気になればいいと思うから。
【レビュー】JINS Switch買ってみた
毎年話題になってたJINS Switchを買ってみた。
毎朝玄関で「まっっっぶしいな!!!!目が!!目に刺さってる!!!!!」と一人漫才なのでサングラスがほしくなったんだけど、メガネの上からサングラスはかけられない
という当たり前の壁にぶつかった(ゴルフとか出かけるメガネに挟ませるタイプのサングラスあるけど、私がかけると垢抜けなさがすごいので却下した)
視力0.06なのでメガネをかけないという選択肢はない(コンタクトを買う余裕はいまない)。しかし、度付きサングラスを買うといちいちかけかえないといけない。その板挟みでウーウー唸ってるあいだにメガネが壊れたので、どうせ買い換えるならメガネでサングラスなJINS switchにしてみるか!という経緯。
店頭でかけてみて思ったのは思ったより違和感がない。サングラスのプレートがカチッとハマる。浜辺でビーチバレーでもしない限り大丈夫そうだな、ビーチバレーする予定なんてないしいけるでしょ、と思っていた…が!
重い!!!!
視力0.06、レンズは5度。フレームからはみ出すレベルの厚レンズにサングラスプレートは重い!重いよ!!!!!これは目がそんなに悪くないかコンタクトと併用する人向けかもしれない。旅行みたいに荷物を減らしたい時には使いたいけど、普段からサングラスがわりとして使うには私の度では重すぎる。
しかし太陽の眩しさはとどまるところを知らないので、コンタクトデビューしてサングラスかけようと決意した
あすけんで痩せた(-3kg)
さんざんあすけんについて書いてきたけど、実際体にあった変化について書いてなかったので書く
痩せた
はい、痩せました。
具体的には半年で3kg痩せた。
157cm/51.5kg→48.0kg
数字で見ると小さいけど、あすけんでログをつけるようになったほかは運動習慣や食生活を変えなかった時期ですら体重が落ちた。レコーディングダイエットに震えた。やばくない?書いてるだけなのに痩せるとか強い。というか自分めっちゃ食べてるんだなと自覚した。
いまは運動量も意識してるから減り方が大きくなって質も変わったから、その話はまた別にする。このあたりからボディメイクにゲーム的面白さを見出してどハマりし出した(根がオタク)
間食が減った
あすけんをやるうえで決めてることは、メニュー選択はざっくりでもいい(一番近そうなやつを適当に選ぶ)けど、口にしたものは全部記録すること。飴とか、もらったポテチ一枚とか、全部登録する。そうすると記録が面倒で自然と間食が減った。我ながら自分の性格わかってんな!って感じ。
最近は目標カロリーを厳しめにしているから、間食によって3食に使えるカロリーが減るのが嫌だなと考えるようになった。使えるカロリー少ないと栄養値稼ぐの難しくなる。あと単純に食べるのめちゃくちゃ好きなので食事にカロリーを温存しておきたい。
栄養価の暗算ができるようになった
毎日記録つけてるとはじめての料理すら「たぶん○○カロリーで栄養価は**くらいかな」とパパッと考えられるようになった。そのために我慢をしたりはしないけど、前後の食事で調整してトータルのカロリーや栄養価が過不足ないようにする。1日の食事で調整することもあるし、2-3日かけてやることもある。前後で減らせないときは次の食事まで半日あける。このプチ断食は某メンタリスト先生が詳しく書いてるので検索してください。
食の好みが変わった
あすけんを意識した食生活を始めた4月以降は、市販の調味料を使うことが減って、薄味でも美味しいなと思うことが増えた。例えばジャンクフードって栄養価稼げないし、しょっぱいし、あんまり美味しくないから、同じ金額払うなら大豆買う方が幸せになるな、みたいな。
ちなみに炊飯器で炊くときは水を少なめにした方がほくほくなるよ。多いと味が水に溶けちゃってもの足りない。
栄養の偉大さを知った
きちんと野菜、肉、米を食べて満足度高かった日の翌日は視界が広くなる。世界が明るいし、やる気に満ちる。菓子パンだとこうはいかない。そうなると、翌日のパフォーマンスのためにしっかりした食事をしようという気持ちが起きるので好循環に入る。特にタンパク質には本当に感動した。疲れが違う。バイト終わりに必ず飲む。
あすけんの欠点
あすけんの目標値は運動による消費カロリーを考慮してないので健康度を過信するとかえって不健康になる。あすけんに頼るのではなく、あすけんを使って自分で分析していくことが大切。じゃないと永遠にあすけんに課金しなきゃいけない(最近課金ユーザーになった)
食事と運動は肉体改善の両輪!
次回筋トレについて書く。
やりたいことは口に出せ
専攻は口に出す
専攻を口に出し続けると「こんど○○があるらしいよ」とかいろんな人が教えてくれる。つまり情報の方から集まってくる。その情報であなたはますます専攻に詳しくなり「その件なら○○さんに聞いたらいいよ」なポジションを獲得できる。
聞かれるから勉強する
「○○の人」ポジションを手にいれると不正確な情報を教えることはあなたの信用問題に関わるし、なにより専攻内容に対する誤った認識を広げてしまうので、勉強に対する意識が変わる。つまり、興味に教えるための勉強という目的が加わってくる。結果、勉強内容に対する真剣度が高まって、習得率もよくなる。
余談だけど「これ聞かれたらどうやって教えようかなー」と脳内シュミレーションしながら読むと情報落としが減るし、整理されて自分の情報として内面化されるので、おすすめ。
周りに知ってもらえる
では、どうやって「○○の人」の印象を手に入れるか。私は行動ログや情報シェアの他に自己紹介で「移民についてやってます」ということにしている。「なにそれ?」と話が続くし、簡単に説明すれば大体のパターンで、「ああ!」となる。これを繰り返すうちに私は問題説明が上手くなるし、いままでこの課題を知らな買った人に問題を知ってもらえる機会にもなる。つまり私に損がなさすぎる。
私の自己紹介を聞いた人が当事者に会ったときに「そういえば前に移民やってる人いたな」と思ってもらえたら、偏見なく移民の人を見てくれるかもしれないし、友人になるかもしれない。そういう時を夢見て口に出し続けてる。
サイクルを回すためにはフォローしろ
情報は無料ではないので、もらったらお礼をいう+(イベントの時は)行った報告をする、を心がけている。ほんとに行ったんだ!となれば相手はじゃあ次も!と関係を続けたくなるし、○○の人という印象も強化される。加えて報告の過程で私も情報が整理できる。事後報告やフォローを軽く見てる人多いけど、勉強と一緒であとになにをするかは結構重要
このサイクルによって忙しい日々でも勉学と人間関係を維持してる。勉強以外のスポーツでも応用できると思うから使ってみて
梅シロップ作ってみた
6月は梅の季節
「梅雨は梅の実がなるから梅の雨」という俗説が本当かどうかは置いといて6月は梅(実)の季節である。梅仕事って楽しそうだし、梅の実ってそんなに高くない。スーパーだったら1000円以下で買える。いろいろググった結果、今年は梅シロップを作ってみることにした
道具は3種類
①青梅(小梅)
②氷砂糖
③瓶(ガラス製)
ヘタ取りは竹串があったら便利だけど、おはしで代用できた。なんなら手でもポロッとできる。アク抜き用のザルやボールも冷凍梅にすれば用意しなくていい(そのかわりラップか密封袋が必要)
砂糖はなんでもいいらしいけど、氷砂糖が一番失敗しないと見かけたので氷砂糖にした。いまは私のおやつになっており、その点では失敗した(ボリボリ食べてしまう)
やり方
やり方はこのサイトとたくさんのクックパッドの先人の知恵を組み合わせた。冷凍梅についてはここ。
1日目
・スーパーで買った瓶を洗って乾燥
・小梅のヘタを取ってラップに包んで冷凍
2日目
・冷凍梅と氷砂糖を交互に入れて蓋をする
3-10日目
・朝晩の2回まわして梅がシロップに漬かるようにする
11日目
・完成
・美味しく飲む
瓶に入れてしまえばあとはまわす以外にやることはない。正直もっと面倒な仕事だと思っていたので拍子抜けした。こんなに楽で楽しいならもっと大きい瓶にしておけばよかった(たくさん飲みたい)
ジャムを作りたいなら大きい梅がいい
私は今回小梅でやったんだけど、もしシロップを作った梅でゼリーとかジャム作りを考えてるなら大きい梅がいいと思う。シロップ作った梅はシワシワになるから、果肉が残らない。
来年もやりたい
前予想を裏切って簡単だったし、毎日ちょっとずつシロップが出てくるのはワクワクした。炊飯器とかでもできるらしいから、次はそれもチャレンジしたい。もうすぐ梅の季節が終わっちゃうから買って冷凍しておこうかなー