金欠女子大生

関東住みの女子大生。趣味を生きてる。

【感想】名探偵コナン紺青の拳を見た

一通りテンション上がりまくってそのままフィギュアスケートの国別対抗戦を見たので疲れ果ててまともな文が書けないんですけど、それでも書くなら今、そう、鉄は熱いうちに打つものなのだ!映画を見たあとは誰かと気持ちを共有したくて「映画名+感想」で検索する同士のために書く!これはネタバレに配慮しない記事ので嫌な人はブラウザバックだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンガポーーーーーール!!!

もう最高、最高だよシンガポールシンガポールを選んでくれてありがとう、シンガポールの強かに生きてく自らの強みを理解している国家な賢さが好きなのでもう、最高の国選でした。

冒頭、薬が欲しくて頭下げちゃう工藤さんね。それでもあげない灰原さんは正しい!流されることなく長い目で本人のためになる選択をしてくれる友人は希少で、そういうところが相棒だ!終盤では少年探偵団にお姉さんしたり、コナン(工藤)くんのアフタフォローしたりと彼女の身内に優しいところがよく出てました。たぶんコナンとしての工藤新一を一番心配しているのは彼女じゃないかと。他の人はコナンと新一をバラバラに認識してたり、あるいはコナンと新一をイコールで認識してたりするけど、灰原さんのコナン新一観はちょっと特殊な気もしますね。コナンは新一と知りながら、同時にコナンという人格も認識する、みたいな、そんなイメージがある。

 

コナン(工藤)くんの能力を買って巻き込まれるスクリプトだったのは昨年と構造が近いですね。これまでの劇場版だと偶然居合わせて巻き込まれる、工藤として巻き込まれるだった気がするので(これはただの知識不足かも)、パターンが変わってきたかなと思った。作品が進んでコナンが複数の重要キャラと関係を持ってきたからかなと思う。

あと今回は序盤でメタ発言2回ありましたね!メタ発言は作品を追いかけている人にとっては面白くても、初めて劇場版を見る小さな子供は??ってなることもあるのでさじ加減が難しい演出でもあります。劇場版コナン本編でメタ発言を聞いたことがなかったので(単に私が見た作品になかっただけかも)びっくりした。

アーサーくんはあれだったね、いつもより幼い感じが意識されてて、演技を変える工藤新一にはーーー!となり、その細やかさに高山さーーーん!となった。伝わりました、その違い!受け取りましたよ!

 

上映後、後ろの人が「feat.コナンでもよかった」って言ってて、 そ、それーーーー!ってなった。めちゃくちゃわかる…。今回はキッドが何度も対象にアタックするし、その過程を逐一追いかけてるので、すごいコナン映画であると同時にまじっく快斗、怪盗キッド映画みがあった。すごくフィフティフィフティ。冒頭あらすじシーンや推理シーンのBGMや演出もキッドを意識したものになってたかと思います。あくまでコナンがキーなんだけど、随所でキッドのもつキザな感じが匂わされてた…ちょっと大人でかっこよかった。個人的にはキッドが怪我の手当てをしているとき、私たちからはキッドの素顔が見えるんだけど、コナン視点のカメラワークだとキッドの顔が完璧にはわからないようになっていたのが好きです。こんなに一緒にいるのに顔がわからないのは、つかめそうでつかめない、あと少しで逃げられる感じがでてた。

あとコナンとキッドの共闘はスマートだね!言葉数少なく、でも相手の思考を読む感じ、いいよ…好き…

ところで京極さんだけ作品違うね??彼だけ最後スーパーサイヤ人化したね??さすが最強の無敗の男…。彼は武道の達人なんだけど、メンタルがめちゃくちゃ純ですよね。スレてる人間なら「大会前に揺さぶりかけてきた」ってなるところを「そうかもしれない、自分は何のために…」みたいに思考沼におちいってしまう。純粋であることは弱いことではないし、その素直さが彼を成長させてきたんだけど、頑固になるとかじゃなくて、譲れない信念を持つみたいな方向に強くなれる気がする。最後もトランプカードでミサンガが切れたから戦えたってことは、ミサンガの縛りから抜けだしてはないことを意味するはず。その譲れない信念に気づくきっかけは鈴木園子があげられると思うので、今後の京極真に期待している!

蘭ちゃんも気がついててよかったー!蘭ちゃんの前ではおっちゃんって言ったことない工藤くんかわいいね。そしてそこで「えー!」となる黒羽くん。それもよかった。黒羽くん、工藤くん(元の姿)にはあったことないもんね

 

去年みたいに待って最高新しい世界…っていうより、知ってた…この二人は最強のコンビになれるって私知ってた…と再確認した感じだった。もう一回は見たい!あと最後池田さんでしたね!あとあれパリかな!?楽しみだ!